ロンドン2日目(その2 観光バスに乗るまでのトラブル)

次は観光バスです。「コーチステーション横の8番乗り場近くのGolden Tours窓口でバウチャーを引き換えろ」ってことだったんですが、まず8番乗り場がわからない。駅には「こっちに行くとコーチステーション」という案内の線が床にあるので、それを辿って行くとコーチステーションには出るんですが、「8番てどこ!?」状態です。いろいろな会社の観光バスが止まっているのですが、目当てのGolden Toursが見つからない…

バウチャーを持ってうろうろしていたら、他の観光バスの係員の人が「どこのバス?Golden Toursだったらあっちよ」と教えてくれました。観光客慣れしているところは結構親切ですね。目当てのGolden Toursのバス停で係員にバウチャーを見せると「この上が事務所だからチケットと交換してきてね」とオフィスの場所を教えられる。

ようやくオフィスに辿り着いてバウチャーを見せます。窓口のお姉さん、パソコンで番号を叩き…「予約がありませんね」

なん…だと!?((((;゚Д゚))))

「そんなはずない、日本で英国政府観光庁のサイトから申し込んでクレジットカードでもうお金も払い込んでるんだけど!?」

「わかった、ちょっと待ってて」といって更にどこかに電話をかける。そこでも解決せず、何やら「上司に聞け」とか言われたみたいで、ガラス張りのバックオフィスを振り返りながら「上司が今忙しいみたい」と言っているし…いやそこは日本だったら顧客優先だろうが、とは思うんですけどねここはイギリスだ。それでもお姉さん、ちゃんとバックオフィスに行って上司らしい人に確認してくれました。

窓口に戻ったお姉さん、「OK、わかったわ!」といいつつさらにパソコンを叩き、何やらプリントアウトしてくれる。どうやらプリントアウトしたものがチケットになるようです。

しかし道に迷った挙句、窓口だけで30分以上かかってます…バス停に戻るとさっき止まっていたバスは行ってしまったばかり。次のバスは来てるけど、出発まで30分近くあります。「英国政府観光庁二度と使わない」とプンプン怒りながら、それでもまだあまりお客さんが乗っていなかったので2階席の一番前に陣取ります。ガイダンス用のイヤホンを受け取り、音声ガイダンスパネルを確認するとまだ動いていないみたい…が、マップには日本語のガイダンスがある旨載っておらず…(中国語はあるのに)まさか日本語がなくなって中国語だけになっちゃったの!?とここでも不安に。結果的には日本語ガイダンスもあったんですが、私の座った席のパネルは壊れていたというオマケつき。いいけどね英語のガイドさんの話聞くから(強気)。ちなみにKLMのイヤホンもそうだったんですが、使い捨てイヤホンは最初は左右のコードがくっついていて、さけるチーズみたいにして自分ではがすようになってました。

さて、出発を待っていると突然さっきの窓口のお姉さんがやってきました。「あなたたちの予約したのは24時間有効の、ウォーキングツアーやテムズ川クルーズのついたツアーだったのに、観光バスだけのチケットを渡してしまった。正しいのはこっちです。レストランの割引クーポンもついてます。バスが出発する前で良かったー」と。お姉さんすごく焦ってたみたいでした。いや、わざわざありがとうございます。結局ウォーキングツアーもクルーズも使わなかったんだけどね。英国政府観光庁で販売してたのはウォーキングツアーとテムズ川クルーズ付きの方だけだったからそれにしただけで。

結論。

英国政府観光庁でのロンドン市内観光バス購入はお勧めしません。

慣れてる人だったらいいのかもしれませんけどね。そもそも慣れてる人は観光バスなんか乗らないか。町中いたるところに観光バス乗り場があるし、ホテルのコンシェルジュに頼めばホテルでピックアップしてくれる観光バスだってあったはず。さんざん道に迷ったりした後だったので削られ方は半端なく…(´;ω;`)娘にも申し訳ないことをしたと思います。前途多難…