ロンドン2日目(その6)

旅行に出発してから1か月経ってしまいました。薄れる記憶を一生懸命辿りながら書いてます。コミケもロンドンもとにかく1回行ってみたかった(ロンドンは初めてではないけれど)行ったら気が済んだからもういいや、って一瞬思ったんですが、それは間違いだったと気が付いた今日この頃。

すなわち「1回行ったら大体様子がわかったからまた行きたい。つーか、いつでも行ける(先立つものさえあればw)自信がついたぜ!」になってしまった。スマホでネット閲覧してるとホテル予約サイトとか旅行会社のサイトの広告がガンガン出てきますからね(;´・ω・)何を検索してるかバレてしまう… 

すみません続きです。

自然史博物館を後に、地下鉄で大英博物館に移動します。自然史博物館のすぐ側に、「Underground」という表示のある地下に降りる階段があるのですが、例の地下鉄のマークがないのでちょっと不安になりながらも降りていくと、サウスケンジントン駅に直結する地下道がありましたε-(´∀`*)ホッ 大英博物館最寄りまではピカデリーラインで1本です。Russel SquareよりもHolbornのほうが近いのでHolbornで降りることにしました。ここでも辿り着くまでちょっとウロウロしますが、無事に大英博物館へ。

自然史博物館でもそうでしたが、入口にはセキュリティがあり荷物チェックがあります。まあ今時はどこでもそうですね。

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外観は変わりようがないのですが

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中はずいぶん変わりましたよね…

音声ガイダンス借りてしまうと全部見たくなってしまいそうなので借りずに、まずはUpperFloorの日本コーナーへ。一番奥に「聖おにいさん」が展示されているという情報を聞いてそれが見たかったのですが、1年ぐらい前だったので展示替えがされていたらしく、まんだらけの写真と鉄腕アトムに変わっていました。残念。

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ライブラリー

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ミイラを見て「これ本物?本物が入ってるの?」と大興奮の次女。エジプトとローマの展示を中心に見て回ります。広いから歩くのも大変だけど、人は多いものの日本の博物館のような混雑はありません。

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ロゼッタストーン 私が映り込んじゃってる:(;゙゚'ω゚'): 昔見たことがあったはずだけど、「これが本物なんだあ…」と、やっぱりちょっと感動します。

17時半閉館なので、30分ぐらい前に見学を切り上げてミュージアムショップでお買い物をします。

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アヒル隊長 右はリップバーム

f:id:maryandothe5th:20170412100731j:plain これもリップバームです。

閉館まで粘って、一度ホテルに帰ってから夕食を食べる場所を考えることにしましょう。

その7に続く…

 

 

ロンドン2日目(その5)

ロンドンアイのバス停に戻りました。バス停では係員の人がいて、「こんどは赤ルートに乗りたい」と言うと「あと5分で来るよ」と教えてくれます。係員の人、あっちこっちで乗ったり降りたりしているようで先に来た青ルートのバスに乗って行ってしまいました。

…5分と言われたけど、やっぱり渋滞なんでしょう、思ったよりも待ちました。それでも来たバスもやっぱり2階席の一番前が空いていたのでそこに座ります。今度は音声ガイダンスのパネルもちゃんと動いているし、ガイドさんもいないので(日本語のガイダンスを聞こうとすると声が被って結構聞きにくかった)説明を聞きながらまたまたロンドンの街並みを眺めます。さっき通ってきたところが多いですね。

 ウェストミンスターブリッジを渡り、ダウニング街首相官邸を見て、リージェントストリートからピカデリーを抜け、

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これ、あの「TDK」のネオンサインがあったところだよね?中国の企業の広告にでもなっちゃうのかな…

ハイドパークコーナーのところで「このバスの終点です」と日本語のガイダンス。またしても「え!?ここで降ろされるの!?」と焦ってたら車掌さんが来て、「まだ先にも行くから!落ち着いて!」と言ってくれました。ホント、このバス二度と乗りたくない…(´;ω;`)

f:id:maryandothe5th:20170409114425j:plain 結局行かなかったハロッズ

ナイツブリッジハロッズの脇を抜け、ケンジントンガーデンズを右に見ながらロイヤルアルバートホールの前を通り過ぎ、グロスターロードを曲がって「13番のバス停でいいの?52番で降りたほうがよくない?」なんて相談しているうちに目的の自然史博物館とヴィクトリア&アルバートミュジアムが見えてきました!

f:id:maryandothe5th:20170409124038j:plain 自然史博物館

f:id:maryandothe5th:20170409124107j:plain V&Aミュジアム

 日本でも2017年春は英国自然史博物館展が開催されているようですが、本場の建物に入ってみたい!それにしても、博物館とか美術館って、無料なんですね。もちろん寄付BOXもありましたけれど。昔は労働党が政権を取った時代は無料になり、保守党だと有料だとかそんなんじゃなかったかな。今ではずっと無料みたい。

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 正面入り口は工事中。右横から入ります。早々に恐竜がお出迎え。写真の奥、エスカレーターになっていて上っていきます。

さて、この時点でも私たちはお昼ご飯を食べていません…。疲れすぎてお腹空かない。とはいっても水分補給ぐらいしないといけないので、自然史博物館の中のカフェで水を買いました。私は日本でもよく無糖の炭酸水を飲んでいるのでもっぱらそれを買っていました。だいたい£1前後でした。ちょうど地震についての企画展示(常設なのかな?)が賑わっていて、特に阪神淡路大震災が体験できるコーナーには人が沢山…地震、怖いんだよ(´;ω;`)

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それにしても広いです。たぶん博物館美術館は1日いてもとても足りないだろうから、ある程度時間と目標を絞って、とにかくじゃあ恐竜のコーナーへ!

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恐竜のタマゴ

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寝てるんですが、よく見ると動く!

他にも珍しい鳥の剥製とか、いろいろあったんですが、この後は大英博物館にも行きたいので後ろ髪を引かれつつ、自然史博物館を後にします。ロンドンに住んでいたら本当に飽きませんね。贅沢だなあ。

その6に続く。

 

 

ロンドン2日目(その4)

ロンドンアイのバス停で降りました。とりあえずロンドンアイはそこに見えてるので方向は間違えません。横断歩道を渡ってロンドンアイのほうに向かいます。

…しかしロンドンの人、信号なんか守っちゃいませんね。赤でも車さえ来てなきゃ平気で渡る。だって信号、赤がめちゃくちゃ長くて青が短いんだもん。しかもあと10秒とか平気でカウントダウン始まるし。信号のない横断歩道(ゼブラ、あのアビー・ロードのやつです)では待ってれば必ず車は止まってくれるんですが。3日しかいなかったけど、「車が来てなきゃ渡る」はしっかりマスターしましたよ。ご丁寧に信号のところには「Look left」とか「Look right」とか書いてあるので、どっちに気を付ければいいかはわかります。

この時点でもうお昼になっていました。お腹は空いたような空いてないような。ロンドンアイに乗ってから考えよう。

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ロンドンアイ、別に乗る価値ないとか時間のムダとかいうレビューも見かけましたけど、私は乗りたかったので…(ビッグベンを上から見たかった)何せ25年前にはなかったし。観覧車好きだし。ウィーンのプラーターの大観覧車ももう1回乗りたいなあ。

下に着くと、平日にもかかわらず結構並んでいます。一般列とFast Track(優先列)がありますが、ここでもまずバウチャーをチケットと交換しなければいけません。Ticket Officeを探し、「Reserved Ticket」というところに並びます。一般列よりは空いてるけれど、ちょっと待ちました。ただ、ここの窓口の人は慣れているらしくチケットはスムーズに交換できました。「搭乗前に4D Experienceへどうぞ。無料だから」と案内されてシアターに向かいます。入口で3Dメガネを受け取り、入口で写真をパチリ。例の観光客向けのアレですね。「別に買わなくていいよね」ということで購入はしませんでした。夫だったら買ってたかも…。4D ExperienceはよくディズニーリゾートとかUSJにあるタイプのアレです。雪が舞って派手に水しぶきがかかったりしました。まあまあ楽しかったです。

外に出てFast Trackのレーンに並びます。ファストパスみたいなもんですね。一般の列はかなり並んでいるようなので、優先チケット買っておいて良かった。実は数年前、実家の母(当時でも80歳オーバー)が来た時には、一般列に並んでいたら「こっちにいらっしゃい」と呼ばれて優先レーンから乗せてもらえたそうです。なんかね、そういうところさすがだと思うんですよね。でも日本だと年寄りが多すぎて出来ないかな…

ここでも写真撮影がありました。要らないです。(;´∀`)

いよいよカプセルに乗り込みます。結構早く動いているので乗り込むの難しい。

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360度ガラス張り。スポンサーが数年ごとに代わっているようで現在はコカコーラ。ロゴが見えますね。

f:id:maryandothe5th:20170407210911j:plain 念願の!上空から見たビッグ・ベン

テムズ川あんまり綺麗じゃないですね(;´・ω・)「クルーズもできるけどどうする?」と相談しましたが、「寒そうだしやめておこうか」ということになりました。そう、お天気は良かったんですがこの日はまだ風が冷たかったんです。最高気温が14℃ぐらいだったでしょうか。

カプセルは30分かけてゆっくりと回転し、下まで降りて来ました。次はまたバスに乗って、自然史博物館に向かいます。

ロンドン2日目(その3)

道に迷って観光バスに乗るまでで記事2つだ。いつまでかかるのか。

…やっと観光客らしいことができます。さて、バスの出発時間になりました。この観光バスはいくつかのルートがあって、それぞれ回るところが違います。(重なる部分もある)地図はこんな感じ。

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事前にオレンジルートや赤ルートもいいね、と話していたけれど、とりあえず一番ベーシックな青ルートに。そして、英国政府観光庁ではもう1か所、ロンドンアイ(観覧車)のチケットも予約してあって、本当は日暮れ時に乗るのもいいなあ、と思ってましたが…すっかり信用がなくなったので、「早いとこ消費しちゃおう」と、まずロンドンアイで降りることにしました。

しかし、ロンドン、あっちこっちで工事していて道が物凄く混んでます(;´・ω・)バスに乗ったはいいがなかなか動かない…

それでもガイドさんの話を聞きながら、ロンドンの街並みを楽しみました。朝は曇っていましたがだんだんお天気も良くなってきました。この旅行中は幸い、お天気にはとても恵まれていたと思います。

バッキンガム宮殿脇を抜けて

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ウェストミンスター寺院とビッグベン

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ホースガードのところで修学旅行生?が写真を撮っていました。可愛いのでこちらからもパチリ!

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バスはテムズ川沿いをセントポール→ロンドン塔と周り、ロンドンアイに向かいます。ロンドン塔で降りるお客さんも多かったです。ロンドン塔はBBCシャーロックでモリアーティが侵入して王冠被ってましたねえ。時間があれば行ってみたかったです…

まだまだ続く!

ロンドン2日目(その2 観光バスに乗るまでのトラブル)

次は観光バスです。「コーチステーション横の8番乗り場近くのGolden Tours窓口でバウチャーを引き換えろ」ってことだったんですが、まず8番乗り場がわからない。駅には「こっちに行くとコーチステーション」という案内の線が床にあるので、それを辿って行くとコーチステーションには出るんですが、「8番てどこ!?」状態です。いろいろな会社の観光バスが止まっているのですが、目当てのGolden Toursが見つからない…

バウチャーを持ってうろうろしていたら、他の観光バスの係員の人が「どこのバス?Golden Toursだったらあっちよ」と教えてくれました。観光客慣れしているところは結構親切ですね。目当てのGolden Toursのバス停で係員にバウチャーを見せると「この上が事務所だからチケットと交換してきてね」とオフィスの場所を教えられる。

ようやくオフィスに辿り着いてバウチャーを見せます。窓口のお姉さん、パソコンで番号を叩き…「予約がありませんね」

なん…だと!?((((;゚Д゚))))

「そんなはずない、日本で英国政府観光庁のサイトから申し込んでクレジットカードでもうお金も払い込んでるんだけど!?」

「わかった、ちょっと待ってて」といって更にどこかに電話をかける。そこでも解決せず、何やら「上司に聞け」とか言われたみたいで、ガラス張りのバックオフィスを振り返りながら「上司が今忙しいみたい」と言っているし…いやそこは日本だったら顧客優先だろうが、とは思うんですけどねここはイギリスだ。それでもお姉さん、ちゃんとバックオフィスに行って上司らしい人に確認してくれました。

窓口に戻ったお姉さん、「OK、わかったわ!」といいつつさらにパソコンを叩き、何やらプリントアウトしてくれる。どうやらプリントアウトしたものがチケットになるようです。

しかし道に迷った挙句、窓口だけで30分以上かかってます…バス停に戻るとさっき止まっていたバスは行ってしまったばかり。次のバスは来てるけど、出発まで30分近くあります。「英国政府観光庁二度と使わない」とプンプン怒りながら、それでもまだあまりお客さんが乗っていなかったので2階席の一番前に陣取ります。ガイダンス用のイヤホンを受け取り、音声ガイダンスパネルを確認するとまだ動いていないみたい…が、マップには日本語のガイダンスがある旨載っておらず…(中国語はあるのに)まさか日本語がなくなって中国語だけになっちゃったの!?とここでも不安に。結果的には日本語ガイダンスもあったんですが、私の座った席のパネルは壊れていたというオマケつき。いいけどね英語のガイドさんの話聞くから(強気)。ちなみにKLMのイヤホンもそうだったんですが、使い捨てイヤホンは最初は左右のコードがくっついていて、さけるチーズみたいにして自分ではがすようになってました。

さて、出発を待っていると突然さっきの窓口のお姉さんがやってきました。「あなたたちの予約したのは24時間有効の、ウォーキングツアーやテムズ川クルーズのついたツアーだったのに、観光バスだけのチケットを渡してしまった。正しいのはこっちです。レストランの割引クーポンもついてます。バスが出発する前で良かったー」と。お姉さんすごく焦ってたみたいでした。いや、わざわざありがとうございます。結局ウォーキングツアーもクルーズも使わなかったんだけどね。英国政府観光庁で販売してたのはウォーキングツアーとテムズ川クルーズ付きの方だけだったからそれにしただけで。

結論。

英国政府観光庁でのロンドン市内観光バス購入はお勧めしません。

慣れてる人だったらいいのかもしれませんけどね。そもそも慣れてる人は観光バスなんか乗らないか。町中いたるところに観光バス乗り場があるし、ホテルのコンシェルジュに頼めばホテルでピックアップしてくれる観光バスだってあったはず。さんざん道に迷ったりした後だったので削られ方は半端なく…(´;ω;`)娘にも申し訳ないことをしたと思います。前途多難…

ロンドン2日目(その1)

ロンドン2日目です。

思い出すのもしんどいんですが(;´∀`)今後のこともあるし、頑張って書きます。

朝ごはんはホテルで済ませます。軽くパンと紅茶、フルーツにしました。バターやジャムは美味しかったです。トーストはイギリス風の薄いパンです。全般に乳製品は美味しかったですね。

今日は観光バスの予定です。英国政府観光庁で購入したツアーが、ビクトリア・コーチ・ステーションの横のGolden Toursの窓口でバウチャーを引き替えなければならないとのことだったので、ついでに翌日のオプショナルツアーの集合場所(国鉄ビクトリア駅のプラットフォーム横)も確認してからにしようということにしました。

まず地下鉄ラッセルスクエア駅に向かいます。昨晩は反対方向に行ってしまったので「こっち」と確認しながら、またしても行き過ぎて公園のほうに行ってしまいそうになりましたが、曲がるところに大きな地下鉄のマークがあったのでその方向に向かうと駅が右手にありました。向かいにTesco Expressがあり、「ここだったのか…」とがっくり。でも場所は確認できたので、実家に頼まれたPGTipのティーバッグはあとでここで買うことにしましょう。なにせ24時間営業だしね。昔はイギリスで24時間営業とか考えられなかったよね…

ラッセルスクエアの駅は昔ながらの汚い(;^ω^)駅です。窓口券売機はすべてオイスターカード(日本のSuicaみたいなもの)のチャージ(Topup)ができるようになっています。実家から1枚借りていったのでもう1枚購入。£5のデポジットに、£20トップアップします。ここらあたりからもうクレジットカードで支払うようになっていて、現金(お札)が使える機械は限られています。購入のほうはカードを使い、トップアップはお札が使える機械で£20札を使いました。カード利用のほうは、カードを差し込み、暗証番号を入力すると購入できます。購入やトップアップの方法はいろいろなサイトを参考にしました。「オイスターカード」で検索するといろいろ出てきます。何事もそうなんですがGoogleの検索ツールでなるべく新しい情報(1年以内とか)を検索するようにしています。

blog.traveloco.jp

実はこのオイスターカードのシステム、というより地下鉄の料金のシステムをよく調べていかなくて、日本のSuicaと同じような感覚でいて、Zone1の中であれば一定料金で乗り降り自由ということをわかっていなかったため、チャージしすぎてしまって払い戻しが受けられませんでした…(最終日のところで詳しく)ただ、残高が足りないと£20の罰金を取られてしまうということなのでそれを考えれば結果オーライなんですが。

f:id:maryandothe5th:20170412090410j:plain ラッセルスクエア駅のホーム

 

Green Parkで乗り換えてVictoria駅に向かいます。日本のようなギュウギュウのラッシュではないですが、そこそこ混んでいますね。ピカデリーラインは昔のままの車両でしたが、ビクトリアラインは駅のホームなどは変わらないものの。車両は大きくて綺麗になっていました。

そして今回とても驚いたのが、録音ではあるけれど地下鉄の車内アナウンスがあったこと。「この電車はヒースロー第4ターミナル行き。次はグリーン・パーク、ビクトリアラインとジュビリーラインにお乗り換えです」みたいな。昔は勝手に乗って勝手にやってくれ、みたいな感じだったと記憶してたんですが、ずいぶん変わりました。

で、ビクトリア駅で降りたのはいいんですが、まずここで間違えた。ちゃんと表示を見ていれば国鉄のビクトリア駅に直結で行けたはずなのに、Way Outの表示だけを見て出てしまったために、全然別の出口に出ちゃった。見回しても国鉄の駅らしきものはありません。道を尋ねようにもラッシュ時でみんな足早に歩いていて声をかけるのは憚られる…

 Google Mapを頼りにうろうろします。いまやどうやって見つけたのか覚えてすらいません(;^ω^)が、鉄道の駅が見えました。ところが、見えているのにたどり着けない。道路を横断できないんです。信号とか横断歩道がストレートに繋がっていない。なんとか駅に入って、集合場所を確認します。すぐ近くに地下鉄の連絡口がありました。明日は必ずこっちに来るぞ。

ですがこの日はまだまだこれが始まりでした。書いてて削られてきた…(´・ω・`)

字数も多くなってしまったので、続きます。

 

ホテル編(Royal National)

宿泊したホテルは、Russel Square近くのRoyal Nationalです。

安いツアーを検討していた時は、少し追加料金を払っても少しいいホテルに泊まりたいなーと思っていたのですが、旅行会社に教えてもらった後、色々なレビューをチェックしまくったところ、「ここでもいいかも?」と思えてきました。観光スポットへのアクセスがいい、地下鉄の駅に近い、値段にしてはまあまあ、とのこと。

外観は写真撮り忘れたのでオフィシャルホームページから

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中庭があって車はここまで入ってくれる。送迎ドライバーのおじさんが「チェックインはあっちだよ」と教えてくれたのは南館、部屋は北館でした。

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1600室もあってヨーロッパ各国からの修学旅行生が多いらしい。チェックインも団体さんとかちあってしまうと時間がかかるということでしたが幸い到着時には私たちの前に1組しかおらず、すぐに済みました。朝食場所の説明と部屋の場所の地図(!)をもらい、最終日は飛行機が早いから朝早くチェックアウトしたいんだけど大丈夫?と確認して部屋に向かいます。高級ホテルではないのでポーターさんが荷物を持って部屋まで案内してくれるなんてことはありません(;´∀`)が、かえって気がラクです。日本人グループもちらほら見かけます。

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フロント。外観はキタナイ(;^ω^)けど中は明るくて綺麗でした。

部屋です。これは実際に私たちが泊まった部屋。中庭に面しています。

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部屋はやや狭いです(私たちは中サイズのスーツケースをレンタルしていったので大丈夫でしたが、大サイズのスーツケースだと二つを同時に広げるのはキツいかもしれません。)が、綺麗です。上の写真、鏡の左側についているのがドライヤーです。ドライヤーは備え付けの部屋とそうでない部屋があるみたい。お湯を沸かせるポットとコーヒー・紅茶のセットがついています。粉末のコーヒー用クリームのほかに、紅茶用として液体のSemi-Skimmed Milkというのがついていました。さすが。ミルクティーにはやっぱり牛乳だよねえ。

良かったのは

・照明が明るい

だいたいヨーロッパのホテルは間接照明で部屋が暗いのですが、このホテルは照明が割と明るかったです。入口、↑の写真の鏡のところ、各ベッドの枕元ですがそれぞれが明るくて目が悪いBBAにはすごくラクでした。

・部屋でWi-fiが使える!

これは助かりましたねえ…夜、部屋で調べものをしたりするのに、レンタルWi-fiのほうを使わなくていいというのは良かったです。使い方ですが、設定でWi-fiを開くとRoyal Nationalというのが出てくるので、residentという項目を選び、部屋番号・苗字・メールアドレスを入力するとチェックアウト時まで利用できます。他のホテルでも使えるのかもしれませんが、とにかくこれは良かったです。

・敷地内にパブ・レストラン

旅行で何がめんどくさいかって、「食べる」のがめんどくさいんですよね。美味しいものを食べたいとか、ここにどうしても行ってみたいとか「食」にポイントを置いている場合は別かもしれないけど…添乗員さん付きのおまかせツアーだと、食べるのを心配しなくていいというのが一番の魅力だったりしますが。レストランを探して行って、さらにまたホテルに帰ってくるのが大変、ということで、「ホテル内のレストラン」ということでもなく普通のパブ(とはいえ観光客多し、お気楽)があるのは有り難かったです。ビール飲みたかったし、ちょっとアルコール入ってもすぐ部屋に帰れるしね。

イマイチだったところ

・アメニティなし(石鹸だけ)冷蔵庫なし

まあこの辺りはレビューでわかっていたので、シャンプーリンス、歯ブラシなど持参することで問題はありませんでした。冷蔵庫がないのもわかっていたので、百均で買った保冷バッグも持参しました。これは最後の夜、スーパーで買ったフルーツサラダを保冷しておくのに役に立ちました。あと、バスタオルはありますが朝顔を洗う時に使うようなフェイスタオルはありません。バスタオルもごわごわだったりするので、神経質なひとは持って行ったほうがいいかも。あと、使いかけでいいから箱ティッシュを持っていくと良かったかなーとも思いました。

・バスルームが洪水:(;゙゚'ω゚'):

これもレビューにあったのですが、シャワーが固定式しかもかなり高い位置にあるので、水勢があるのはいいんだけれどバスルームの床がびしょびしょになります。水はけはいいみたいですぐに乾きますが、バスルームに換気扇もないので一人入ったあとは鏡は曇ってるし結構大変。バスタブのレバーは上に押すとシャワー、下に押すとカランに水が出ますが、すぐ上に上がってしまうのでお湯を溜めたい時は手で押さえてないといけませんでした。

あと、テレビのリモコンがききにくい(電池が弱ってたみたいだけど変えてもらうのも面倒なので時々入れ替えたら効くようになった)とか、壁が薄いとかいろいろありましたが一室一泊1万2千円でコンチネンタルブレックファストもつき、更に旅行社特典で航空券と同時予約だったので10%引きだったのでコスパの面では十分だったと思います。

暖房は窓際のパネルヒーターのレバーを水平にすると温水がパネルに回って暖かくなります。冷房施設はないようだったので、夏場は暑かったりすると辛いかもしれません。

朝食なしのプランを選んだつもりだったのですが、チェックイン時にMeal Planでコンチネンタルとなっていました。朝食ありのプランだとEnglish Breakfastになっていたのかもしれませんね。実際には4泊のうち早く出なければならない日が2日あったので、2日しか利用しませんでした。パンと飲み物(コーヒー・紅茶・ジュース類)、シリアルとフルーツぐらいですが、この旅行中はあまり食欲がなかったので十分でした。フルーツはStewed Fruitsということで缶詰のみかんの味がしました(;´∀`)。朝食会場も広くて綺麗でしたし、レビューで見たように並ぶということもありませんでした。(夏場とかの混む時期でなかったせいかもしれません)

今回泊まった部屋は北館で新しい方だったようですし、エレベーターからも近く良かったです。

ホテルの周辺についてはもう少し調べておけばよかったなあと思います。Waitrose(ちょっと高級めのスーパー)があったり、ホテル前のバス停からウェストミンスター方面に行くバスが出てたりしたようなので。次に行く時にこのホテルにするかな?というとちょっと微妙かな?ロケーションがいいのは魅力ですが、もう少しお金を貯めてもうちょっといいホテルにするかもしれません

今回、本当は数年前に実家の母がロンドンに行った時に利用したパークプラザウェストミンスターブリッジロンドン(事件があったウェストミンスターブリッジに近いんですが)を考えていたので、この次はそっちにしようかな…