ロンドン2日目(その3)

道に迷って観光バスに乗るまでで記事2つだ。いつまでかかるのか。

…やっと観光客らしいことができます。さて、バスの出発時間になりました。この観光バスはいくつかのルートがあって、それぞれ回るところが違います。(重なる部分もある)地図はこんな感じ。

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事前にオレンジルートや赤ルートもいいね、と話していたけれど、とりあえず一番ベーシックな青ルートに。そして、英国政府観光庁ではもう1か所、ロンドンアイ(観覧車)のチケットも予約してあって、本当は日暮れ時に乗るのもいいなあ、と思ってましたが…すっかり信用がなくなったので、「早いとこ消費しちゃおう」と、まずロンドンアイで降りることにしました。

しかし、ロンドン、あっちこっちで工事していて道が物凄く混んでます(;´・ω・)バスに乗ったはいいがなかなか動かない…

それでもガイドさんの話を聞きながら、ロンドンの街並みを楽しみました。朝は曇っていましたがだんだんお天気も良くなってきました。この旅行中は幸い、お天気にはとても恵まれていたと思います。

バッキンガム宮殿脇を抜けて

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ウェストミンスター寺院とビッグベン

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ホースガードのところで修学旅行生?が写真を撮っていました。可愛いのでこちらからもパチリ!

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バスはテムズ川沿いをセントポール→ロンドン塔と周り、ロンドンアイに向かいます。ロンドン塔で降りるお客さんも多かったです。ロンドン塔はBBCシャーロックでモリアーティが侵入して王冠被ってましたねえ。時間があれば行ってみたかったです…

まだまだ続く!

ロンドン2日目(その2 観光バスに乗るまでのトラブル)

次は観光バスです。「コーチステーション横の8番乗り場近くのGolden Tours窓口でバウチャーを引き換えろ」ってことだったんですが、まず8番乗り場がわからない。駅には「こっちに行くとコーチステーション」という案内の線が床にあるので、それを辿って行くとコーチステーションには出るんですが、「8番てどこ!?」状態です。いろいろな会社の観光バスが止まっているのですが、目当てのGolden Toursが見つからない…

バウチャーを持ってうろうろしていたら、他の観光バスの係員の人が「どこのバス?Golden Toursだったらあっちよ」と教えてくれました。観光客慣れしているところは結構親切ですね。目当てのGolden Toursのバス停で係員にバウチャーを見せると「この上が事務所だからチケットと交換してきてね」とオフィスの場所を教えられる。

ようやくオフィスに辿り着いてバウチャーを見せます。窓口のお姉さん、パソコンで番号を叩き…「予約がありませんね」

なん…だと!?((((;゚Д゚))))

「そんなはずない、日本で英国政府観光庁のサイトから申し込んでクレジットカードでもうお金も払い込んでるんだけど!?」

「わかった、ちょっと待ってて」といって更にどこかに電話をかける。そこでも解決せず、何やら「上司に聞け」とか言われたみたいで、ガラス張りのバックオフィスを振り返りながら「上司が今忙しいみたい」と言っているし…いやそこは日本だったら顧客優先だろうが、とは思うんですけどねここはイギリスだ。それでもお姉さん、ちゃんとバックオフィスに行って上司らしい人に確認してくれました。

窓口に戻ったお姉さん、「OK、わかったわ!」といいつつさらにパソコンを叩き、何やらプリントアウトしてくれる。どうやらプリントアウトしたものがチケットになるようです。

しかし道に迷った挙句、窓口だけで30分以上かかってます…バス停に戻るとさっき止まっていたバスは行ってしまったばかり。次のバスは来てるけど、出発まで30分近くあります。「英国政府観光庁二度と使わない」とプンプン怒りながら、それでもまだあまりお客さんが乗っていなかったので2階席の一番前に陣取ります。ガイダンス用のイヤホンを受け取り、音声ガイダンスパネルを確認するとまだ動いていないみたい…が、マップには日本語のガイダンスがある旨載っておらず…(中国語はあるのに)まさか日本語がなくなって中国語だけになっちゃったの!?とここでも不安に。結果的には日本語ガイダンスもあったんですが、私の座った席のパネルは壊れていたというオマケつき。いいけどね英語のガイドさんの話聞くから(強気)。ちなみにKLMのイヤホンもそうだったんですが、使い捨てイヤホンは最初は左右のコードがくっついていて、さけるチーズみたいにして自分ではがすようになってました。

さて、出発を待っていると突然さっきの窓口のお姉さんがやってきました。「あなたたちの予約したのは24時間有効の、ウォーキングツアーやテムズ川クルーズのついたツアーだったのに、観光バスだけのチケットを渡してしまった。正しいのはこっちです。レストランの割引クーポンもついてます。バスが出発する前で良かったー」と。お姉さんすごく焦ってたみたいでした。いや、わざわざありがとうございます。結局ウォーキングツアーもクルーズも使わなかったんだけどね。英国政府観光庁で販売してたのはウォーキングツアーとテムズ川クルーズ付きの方だけだったからそれにしただけで。

結論。

英国政府観光庁でのロンドン市内観光バス購入はお勧めしません。

慣れてる人だったらいいのかもしれませんけどね。そもそも慣れてる人は観光バスなんか乗らないか。町中いたるところに観光バス乗り場があるし、ホテルのコンシェルジュに頼めばホテルでピックアップしてくれる観光バスだってあったはず。さんざん道に迷ったりした後だったので削られ方は半端なく…(´;ω;`)娘にも申し訳ないことをしたと思います。前途多難…

ロンドン2日目(その1)

ロンドン2日目です。

思い出すのもしんどいんですが(;´∀`)今後のこともあるし、頑張って書きます。

朝ごはんはホテルで済ませます。軽くパンと紅茶、フルーツにしました。バターやジャムは美味しかったです。トーストはイギリス風の薄いパンです。全般に乳製品は美味しかったですね。

今日は観光バスの予定です。英国政府観光庁で購入したツアーが、ビクトリア・コーチ・ステーションの横のGolden Toursの窓口でバウチャーを引き替えなければならないとのことだったので、ついでに翌日のオプショナルツアーの集合場所(国鉄ビクトリア駅のプラットフォーム横)も確認してからにしようということにしました。

まず地下鉄ラッセルスクエア駅に向かいます。昨晩は反対方向に行ってしまったので「こっち」と確認しながら、またしても行き過ぎて公園のほうに行ってしまいそうになりましたが、曲がるところに大きな地下鉄のマークがあったのでその方向に向かうと駅が右手にありました。向かいにTesco Expressがあり、「ここだったのか…」とがっくり。でも場所は確認できたので、実家に頼まれたPGTipのティーバッグはあとでここで買うことにしましょう。なにせ24時間営業だしね。昔はイギリスで24時間営業とか考えられなかったよね…

ラッセルスクエアの駅は昔ながらの汚い(;^ω^)駅です。窓口券売機はすべてオイスターカード(日本のSuicaみたいなもの)のチャージ(Topup)ができるようになっています。実家から1枚借りていったのでもう1枚購入。£5のデポジットに、£20トップアップします。ここらあたりからもうクレジットカードで支払うようになっていて、現金(お札)が使える機械は限られています。購入のほうはカードを使い、トップアップはお札が使える機械で£20札を使いました。カード利用のほうは、カードを差し込み、暗証番号を入力すると購入できます。購入やトップアップの方法はいろいろなサイトを参考にしました。「オイスターカード」で検索するといろいろ出てきます。何事もそうなんですがGoogleの検索ツールでなるべく新しい情報(1年以内とか)を検索するようにしています。

blog.traveloco.jp

実はこのオイスターカードのシステム、というより地下鉄の料金のシステムをよく調べていかなくて、日本のSuicaと同じような感覚でいて、Zone1の中であれば一定料金で乗り降り自由ということをわかっていなかったため、チャージしすぎてしまって払い戻しが受けられませんでした…(最終日のところで詳しく)ただ、残高が足りないと£20の罰金を取られてしまうということなのでそれを考えれば結果オーライなんですが。

f:id:maryandothe5th:20170412090410j:plain ラッセルスクエア駅のホーム

 

Green Parkで乗り換えてVictoria駅に向かいます。日本のようなギュウギュウのラッシュではないですが、そこそこ混んでいますね。ピカデリーラインは昔のままの車両でしたが、ビクトリアラインは駅のホームなどは変わらないものの。車両は大きくて綺麗になっていました。

そして今回とても驚いたのが、録音ではあるけれど地下鉄の車内アナウンスがあったこと。「この電車はヒースロー第4ターミナル行き。次はグリーン・パーク、ビクトリアラインとジュビリーラインにお乗り換えです」みたいな。昔は勝手に乗って勝手にやってくれ、みたいな感じだったと記憶してたんですが、ずいぶん変わりました。

で、ビクトリア駅で降りたのはいいんですが、まずここで間違えた。ちゃんと表示を見ていれば国鉄のビクトリア駅に直結で行けたはずなのに、Way Outの表示だけを見て出てしまったために、全然別の出口に出ちゃった。見回しても国鉄の駅らしきものはありません。道を尋ねようにもラッシュ時でみんな足早に歩いていて声をかけるのは憚られる…

 Google Mapを頼りにうろうろします。いまやどうやって見つけたのか覚えてすらいません(;^ω^)が、鉄道の駅が見えました。ところが、見えているのにたどり着けない。道路を横断できないんです。信号とか横断歩道がストレートに繋がっていない。なんとか駅に入って、集合場所を確認します。すぐ近くに地下鉄の連絡口がありました。明日は必ずこっちに来るぞ。

ですがこの日はまだまだこれが始まりでした。書いてて削られてきた…(´・ω・`)

字数も多くなってしまったので、続きます。

 

ホテル編(Royal National)

宿泊したホテルは、Russel Square近くのRoyal Nationalです。

安いツアーを検討していた時は、少し追加料金を払っても少しいいホテルに泊まりたいなーと思っていたのですが、旅行会社に教えてもらった後、色々なレビューをチェックしまくったところ、「ここでもいいかも?」と思えてきました。観光スポットへのアクセスがいい、地下鉄の駅に近い、値段にしてはまあまあ、とのこと。

外観は写真撮り忘れたのでオフィシャルホームページから

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中庭があって車はここまで入ってくれる。送迎ドライバーのおじさんが「チェックインはあっちだよ」と教えてくれたのは南館、部屋は北館でした。

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1600室もあってヨーロッパ各国からの修学旅行生が多いらしい。チェックインも団体さんとかちあってしまうと時間がかかるということでしたが幸い到着時には私たちの前に1組しかおらず、すぐに済みました。朝食場所の説明と部屋の場所の地図(!)をもらい、最終日は飛行機が早いから朝早くチェックアウトしたいんだけど大丈夫?と確認して部屋に向かいます。高級ホテルではないのでポーターさんが荷物を持って部屋まで案内してくれるなんてことはありません(;´∀`)が、かえって気がラクです。日本人グループもちらほら見かけます。

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フロント。外観はキタナイ(;^ω^)けど中は明るくて綺麗でした。

部屋です。これは実際に私たちが泊まった部屋。中庭に面しています。

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部屋はやや狭いです(私たちは中サイズのスーツケースをレンタルしていったので大丈夫でしたが、大サイズのスーツケースだと二つを同時に広げるのはキツいかもしれません。)が、綺麗です。上の写真、鏡の左側についているのがドライヤーです。ドライヤーは備え付けの部屋とそうでない部屋があるみたい。お湯を沸かせるポットとコーヒー・紅茶のセットがついています。粉末のコーヒー用クリームのほかに、紅茶用として液体のSemi-Skimmed Milkというのがついていました。さすが。ミルクティーにはやっぱり牛乳だよねえ。

良かったのは

・照明が明るい

だいたいヨーロッパのホテルは間接照明で部屋が暗いのですが、このホテルは照明が割と明るかったです。入口、↑の写真の鏡のところ、各ベッドの枕元ですがそれぞれが明るくて目が悪いBBAにはすごくラクでした。

・部屋でWi-fiが使える!

これは助かりましたねえ…夜、部屋で調べものをしたりするのに、レンタルWi-fiのほうを使わなくていいというのは良かったです。使い方ですが、設定でWi-fiを開くとRoyal Nationalというのが出てくるので、residentという項目を選び、部屋番号・苗字・メールアドレスを入力するとチェックアウト時まで利用できます。他のホテルでも使えるのかもしれませんが、とにかくこれは良かったです。

・敷地内にパブ・レストラン

旅行で何がめんどくさいかって、「食べる」のがめんどくさいんですよね。美味しいものを食べたいとか、ここにどうしても行ってみたいとか「食」にポイントを置いている場合は別かもしれないけど…添乗員さん付きのおまかせツアーだと、食べるのを心配しなくていいというのが一番の魅力だったりしますが。レストランを探して行って、さらにまたホテルに帰ってくるのが大変、ということで、「ホテル内のレストラン」ということでもなく普通のパブ(とはいえ観光客多し、お気楽)があるのは有り難かったです。ビール飲みたかったし、ちょっとアルコール入ってもすぐ部屋に帰れるしね。

イマイチだったところ

・アメニティなし(石鹸だけ)冷蔵庫なし

まあこの辺りはレビューでわかっていたので、シャンプーリンス、歯ブラシなど持参することで問題はありませんでした。冷蔵庫がないのもわかっていたので、百均で買った保冷バッグも持参しました。これは最後の夜、スーパーで買ったフルーツサラダを保冷しておくのに役に立ちました。あと、バスタオルはありますが朝顔を洗う時に使うようなフェイスタオルはありません。バスタオルもごわごわだったりするので、神経質なひとは持って行ったほうがいいかも。あと、使いかけでいいから箱ティッシュを持っていくと良かったかなーとも思いました。

・バスルームが洪水:(;゙゚'ω゚'):

これもレビューにあったのですが、シャワーが固定式しかもかなり高い位置にあるので、水勢があるのはいいんだけれどバスルームの床がびしょびしょになります。水はけはいいみたいですぐに乾きますが、バスルームに換気扇もないので一人入ったあとは鏡は曇ってるし結構大変。バスタブのレバーは上に押すとシャワー、下に押すとカランに水が出ますが、すぐ上に上がってしまうのでお湯を溜めたい時は手で押さえてないといけませんでした。

あと、テレビのリモコンがききにくい(電池が弱ってたみたいだけど変えてもらうのも面倒なので時々入れ替えたら効くようになった)とか、壁が薄いとかいろいろありましたが一室一泊1万2千円でコンチネンタルブレックファストもつき、更に旅行社特典で航空券と同時予約だったので10%引きだったのでコスパの面では十分だったと思います。

暖房は窓際のパネルヒーターのレバーを水平にすると温水がパネルに回って暖かくなります。冷房施設はないようだったので、夏場は暑かったりすると辛いかもしれません。

朝食なしのプランを選んだつもりだったのですが、チェックイン時にMeal Planでコンチネンタルとなっていました。朝食ありのプランだとEnglish Breakfastになっていたのかもしれませんね。実際には4泊のうち早く出なければならない日が2日あったので、2日しか利用しませんでした。パンと飲み物(コーヒー・紅茶・ジュース類)、シリアルとフルーツぐらいですが、この旅行中はあまり食欲がなかったので十分でした。フルーツはStewed Fruitsということで缶詰のみかんの味がしました(;´∀`)。朝食会場も広くて綺麗でしたし、レビューで見たように並ぶということもありませんでした。(夏場とかの混む時期でなかったせいかもしれません)

今回泊まった部屋は北館で新しい方だったようですし、エレベーターからも近く良かったです。

ホテルの周辺についてはもう少し調べておけばよかったなあと思います。Waitrose(ちょっと高級めのスーパー)があったり、ホテル前のバス停からウェストミンスター方面に行くバスが出てたりしたようなので。次に行く時にこのホテルにするかな?というとちょっと微妙かな?ロケーションがいいのは魅力ですが、もう少しお金を貯めてもうちょっといいホテルにするかもしれません

今回、本当は数年前に実家の母がロンドンに行った時に利用したパークプラザウェストミンスターブリッジロンドン(事件があったウェストミンスターブリッジに近いんですが)を考えていたので、この次はそっちにしようかな…

ロンドン1日目

ロンドンにたどり着くまで記事6つも書いて1週間もかかってしまった(;´・ω・)だんだん記憶も薄れていくので一生懸命思い出しながら書いてますが、そういえば荷物をピックアップしたあとヒースローの税関のところで(もちろんNothing to declaireのほうを通ってたんだけど)職員の人に「どこから乗ったの?」と呼び止められました。「成田だけど?」と言ったらそのまま「OK、いいよ」と解放されましたが…なんだったんだろう?セサミストリートのエルモの札をつけていたので、アメリカから来たと思われたのかな?

税関を通り抜けるといよいよ到着ロビー。現地のドライバーさんが迎えに来てくれているはずです。ここまで、飛行機を降りてからたぶん30分もかかってません。名前を書いた札を持っているのかなーと思っていましたが、該当の名前はなくて、代わりにH.I.Sの看板を持ったおじさんがいたのでバウチャーを見せて聞いてみる。確かにそのおじさんでした。「待った?」と聞いたら「いや、ほんの20分ぐらい。早い方だよ」と言ってました。飛行機が早く着くこともあるので、早めに来てるんでしょうね。

駐車場に案内され、車に乗り込みます。「セダン」ということでしたが大きいワンボックスカーです。座席も広くて快適。夕方6時ちょっと前でまだ明るかったですがやっぱり雨が降っていて、ちょっとテンションが下がります(´・ω・`)

車はヒースローから市内に向けて走ります。町並みはあんまり綺麗じゃないですね(;´∀`)それでも海外が初めての次女は「すごい…ドラマや映画で見た風景が本当にある!」と感慨深げ。市内に向かうほうはそうでもないけど、空港方面の道はえらく混んでるようです。

 ハマースミスを通り抜け、昔ハマースミスオデオンにQueenを見に来たんだよ、という話を娘にしたり、ドライバーのおじさんと「ロンドンは初めて?」「いや25年ぶり。ずいぶん変わりましたね」みたいな雑談をしつつ1時間弱。おじさん、ヨーロッパ系の人だけど英語はイギリス人の英語とはちょっと違う感じ。東欧やポーランドから出稼ぎや移民の人が多いとニュースで見たことがあるので、そっち方面の人かもしれませんね。ホテルについた時にはそろそろあたりは暗くなっていました。(ホテルについては別記事で詳しく…)

チェックインを済ませ、部屋に荷物を運び入れてもまだ7時。ですがお腹は全然空いていません。近隣に24時間営業のスーパー(Tesco Express)があることはチェック済みだったので私だけ探検がてら飲み物ぐらい買いに行くことにします。

…これが何回もやらかした「目的地と反対方向に歩く」の最初でした。Wi-fiを持ち、Google Mapも起動していったのに…地図は頭の中に入れてあったはず(さすがにうっすら暗くなってる中を立ち止まって地図を見るというのは憚られた)ところが歩いても歩いても目印になる公園やRussel Squareの地下鉄の駅が見つかりません。しまいには大きい通りにぶちあたり、渡ったところがなぜかEuston駅です。そもそもが最初に反対方向に歩いてきてしまったというわけでした。

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レストランやカフェは結構あるものの、日用品が買えるようなお店はなく、ホテルを超えて反対方向まで戻る元気がなくて(娘も心配してるかもしれないし)暗いからわからないんだ、明日明るい時に探検しようと思いなおしてホテルに戻ります。反対側から戻ろうとしたらなんとホテルのすぐ隣にコンビニらしきものが。無事に買い物を終えてホテルに戻りましたが、こんどはホテルで部屋にたどり着くまで迷うというおまけつき。これがすべての始まりだったとは…(´・ω・`)

使う分は日本から持って行ってはあったし、「髪がゴワゴワになる!」と悪評のイギリスのシャンプーとリンスですがその時興味本位で買ってみました。別に悪くはなかったですよ。

 

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飛行機編(アムステルダムでの乗り継ぎ~ロンドン着)

飛行機はほぼ定刻(ちょっと早かったかも)にアムステルダムに到着しました。

着陸前のアナウンスで、「乗り継ぎ時間に余裕のないお客様は優先レーンをお進みください」と言っています。うーん、やっぱりそういうことがあるんだよなあ…

エコノミーでも前のほうの席だから、早く降りられるよね、と思って待機していたらビジネスクラスのお客さんが降り終わったところでCAさんが「こちらどうぞ~」とビジネスクラスのお客さん用の出口を案内してくれたので思ってたよりもずっと早く出ることができました。

Transferと書いてあるほうに進み、モニターで乗り換え便のゲート番号を調べます。

「覚えた?」「覚えた!」ということでさらに進むと、セキュリティチェックが。

みんな考えることは同じと見えて優先レーンのほうが混んでいるくらいだったので、一般の列のほうに並びます。まあ出発まで1時間はあるしね、大丈夫でしょう。

ここでは再度液体の持ち込みは制限されるので、機内でもらったペットボトルの水は捨てなきゃいけません。上着やコートを脱ぐのはもちろん、くるぶしまでのブーツを履いていた私は靴を脱ぐように言われ(スニーカーだった娘はそのままでOKだった)スキャニングするブースに入って両手を上げてスキャンされます。逆にこれだけセキュリティが厳しいとちょっと安心感がありますね…

セキュリティを無事通過すると、エスカレーターがあってそのまま人の流れに沿って降りていくともう出発ロビーのようなところ。お店やカフェが立ち並んでいます。(写真撮ればよかったと思うけど、そんな気持ちの余裕がなかったと見える(;´∀`)

ちょっとお店も見たいけど、先に搭乗ゲートを確認しておこうとゲート番号の表示を探して進みます。かなり遠いですが、これが他の空港だと乗り継ぎにバスに乗ってターミナル間を移動しなきゃいけないということがあるそうなのでスキポールは乗り継ぎしやすい空港No.1なのだそうです。

ゲートと搭乗開始時刻を確認してから免税店やカフェを覗くくらいの余裕もありました。さすがオランダ、ミッフィーオランダ語ではナインチェというらしい)のお人形やデルフト焼をモチーフにしたお土産品が並んでいます。天気が良くて暑く、やたらに喉がかわいていた私は炭酸水を買いました。(これも写真撮らなかった…)ユーロは数年前に長女がフランスに行った時の残りが少しあったのでそれを使いましたが、ペットボトル1本でもクレジットカードが使えるので本来は両替も要りません。

これがシェゲン協定とやらの加盟国への乗り継ぎだと、スキポールでこれから向かう国の入国審査を受けなければならないのでまたちょっと時間がかかるようです。イギリスは対象外なので乗り継ぎに関してはあまり心配しなくていい、ということがわかり、次からはちょっと安心して行けるかも(だから次があるのかってw)

アムステルダムからロンドンまでは55分のフライト。東京~札幌ぐらいの感じですかね。その間に軽食(ラップサンド)が出ました。英国へのランディングカード(入国審査用のカード)が配られるので全部記入しておきます。パスポート番号などは手元に持っているのですぐに記入できますが、英国での滞在先住所などは郵便番号含め省略せずに記入しなければならないのでホテルの住所は手元に控えておくといいし、職業の英訳も調べておいたほうがいいですね。書き方は↓ここに詳しいです。

www.london-ryugaku.com

ロンドンにはあっという間に着きました。オランダはあんなに晴れてたのにロンドンは雲が厚く、雨も少し降っているようです。悪名高いイギリスの入国審査は、EU以外のパスポート保持者ということでかなり歩かされましたがEU内からの到着便なのでむしろ空いており、さほど待つこともなければそんなに意地の悪い質問をされることもなく。ひとりずつと聞いていましたが娘と一緒に審査を受けることもできました。職業欄に「teacher」と書いたので「何を教えてるの?」と聞かれたくらいかな。めっちゃジロジロ見られましたけど、問題なくパスすることができました。荷物のピックアップもすぐに出てきたんですが、これってひょっとして直行便だと入国審査も長蛇の列で荷物のピックアップにも時間がかかったんですかねえ。こうしてみると直行便とアムステルダムでの乗継便、トータルすると時間的にはそんなに変わらないのかもしれません。これからイギリスが本格的にEU離脱するとそのあとはどうなるのでしょうかね…

 

飛行機編(アムステルダムまで)

成田までの足は京成スカイライナーを予定。朝起きたら一番に交通情報をチェックして通常運行していることを確認しました(ここでも小心者w)。幸い出発当日は日曜日なため、さほど電車も混んでおらず。レンタルWi-Fiの受け取りと、外貨両替(事前に£200しかしていなかったので追加で)をしたかったので3時間前には空港に着くように。

KLMのカウンターは第一ターミナルの北ウィングです。ここ何年かで第二ターミナルには見送り・お迎えで行っていたのですが、第一ターミナルはそれこそ25年ぶり。やっぱり第二ターミナルに比べると古いし、ちょっと暗い感じがするかなあ(´・ω・`)

KLMのカウンター(空いてた)でパスポートと印刷したe-搭乗券を見せて荷物を預け、成田からロンドンまでの分の搭乗券を受け取ります。荷物は預けたらそのままロンドンまで。アムステルダムで受け取ったり預けなおしする必要はないとのこと。そうだよね乗り継ぎ時間1時間10分しかないんだし…。搭乗券は1枚で乗継便の分まで記載されておりこれで事足りるようになってますが、乗継便の搭乗開始時刻が16:12になっていて(出発は16:40)なんだろうこの2分?w

カウンターで手続きをしてくれたクルーの方は、男性も女性も日本の方ではないようでしたが、日本語は完璧というか声だけ聞いてたら日本人でした。顔見てびっくりした。

さて、荷物を預けて身軽になったので予約したレンタルWi-fiを受け取りに行きます。結構並んでますが15分ぐらいで受け取ることができました。充電は5時間ぐらいしかもたないし、動画とか見てしまうとすぐに上限来ちゃうから気を付けてくださいねとのこと。初めてなので、設定まで全部説明してもらいました。充電器に変換プラグもついてきたのでこれも重宝することになります。そして外貨両替も並んでました。旅行中急激に円高が進んだので、ほんとに空港での両替は必要なかったように思います。

あとは電気屋さんに寄って、iPhoneを充電する時にUSBケーブルに挿して使う四角いアダプタを購入(二人でひとつしか持っていなかったので予備に。)

意外とあちこち並んでるのでもうさっさと出国してしまおうと早々にセキュリティチェックと出国手続きを済ませます。液体の持ち込みは1点100ml以下に制限されているので、セキュリティチェック後にペットボトルのお茶を購入しました。免税店でハンドクリームとか買おうかな、と見てたんですけどアムステルダムのセキュリティでひっかかる可能性もあったかもしれませんね…

時間が来ていよいよ搭乗です。前の記事に書いたとおり、プリファードシートにしたのでエコノミーでも比較的前のほう。飛行機&海外旅行初心者の娘が窓側の席に座りたがったので、機内持ち込み荷物(首用まくらとか、防寒用のパーカーとか入ってる)は必要な時にすぐに出せるように物入れには入れず座席の下に。座席にはまくらとブランケットが置いてあり、目の高さに一人一台モニターがあって映画やドラマ、音楽とか飛行情報を楽しむことができます。イヤホンはあとから配られてましたが、自前のを持っている人は最初から差し込んで聞いていました。

アムステルダムまでは約11時間半のフライトです。途中2回の機内食とおやつにアイスクリームが出ました。

機内食 Western Style

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右下の紙箱は、写真だとよくわかりませんがデルフト焼風の模様が浮き彫りになっていて、中にチーズとクラッカー、ドレッシングやバターが入ってます。

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飲み物のカップもデルフト焼風。可愛い。

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直行便のブリティッシュ・エアを諦めた時点で(JALANAはもっと高いし)「いや、まあ機内食はきっとKLMのほうが美味しいんじゃないかな」と自分を慰めていたのですが(なにせ去年BAでイギリスに行った末っ子が「お察しください…(´・ω・`)」と言っていたのでw)確かに美味しかったです。

CAさんたちは(海外の航空会社にしては)にこやかで感じが良かったし、わりとしょっちゅう飲み物のサービスに回ってきてくれるし、たまたまかもしれないけどあまり揺れることもなく。

ただ、席がやたらに寒かったなあ。3月中旬ですがダウンを着ていったのですが、パーカーを着て毛布をかけてダウンを布団がわりにしてちょうどよかった。どうも私たちの席のところだけが寒かったみたいです。(CAさんが「ここ寒くない?歩いてるとここで急に寒くなる、どうにかなるか確認してみるわね」と言ってくれてましたが最後まで寒いまま…)追加料金払って変えた席だったのにな(´・ω・`)

機内エンターテイメントは充実してました。新しめの映画や音楽もたくさん。日本語字幕の映画はないけど吹き替えがあるので問題なし。逆に日本映画に英語字幕がついてるのが面白い。ただ、La La Landがまだ日本語吹き替え版がなくて、英語に英語字幕で見たんですけど苦行でしたね 半分ぐらいしかわからなかったなあ。帰りにもう一度見たらわかるかしら。あとは見そびれていた「ファンタスティックビースト」と「君の名は」と、3本も見ちゃいましたね。そのほかの時間は今どこを飛んでるか、とかコックピットや左右の窓からの景色をCGで見せてくれるフライト情報をずっと眺めてました。

…そう、昼間のフライトだったせいもあるかもしれないけど、ほとんど寝れなかったんです。緊張してたんだと思います。なんというチキン…

2度目の機内食です。座って何もしてないのになぜかお腹が空く不思議。

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※この記事を書いている途中で、ロンドンでのテロのニュースが飛び込んできました。私たちも観光したあたりだったので本当にショックです。亡くなられた方、被害にあわれた方に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。