ロンドン2日目(その1)

ロンドン2日目です。

思い出すのもしんどいんですが(;´∀`)今後のこともあるし、頑張って書きます。

朝ごはんはホテルで済ませます。軽くパンと紅茶、フルーツにしました。バターやジャムは美味しかったです。トーストはイギリス風の薄いパンです。全般に乳製品は美味しかったですね。

今日は観光バスの予定です。英国政府観光庁で購入したツアーが、ビクトリア・コーチ・ステーションの横のGolden Toursの窓口でバウチャーを引き替えなければならないとのことだったので、ついでに翌日のオプショナルツアーの集合場所(国鉄ビクトリア駅のプラットフォーム横)も確認してからにしようということにしました。

まず地下鉄ラッセルスクエア駅に向かいます。昨晩は反対方向に行ってしまったので「こっち」と確認しながら、またしても行き過ぎて公園のほうに行ってしまいそうになりましたが、曲がるところに大きな地下鉄のマークがあったのでその方向に向かうと駅が右手にありました。向かいにTesco Expressがあり、「ここだったのか…」とがっくり。でも場所は確認できたので、実家に頼まれたPGTipのティーバッグはあとでここで買うことにしましょう。なにせ24時間営業だしね。昔はイギリスで24時間営業とか考えられなかったよね…

ラッセルスクエアの駅は昔ながらの汚い(;^ω^)駅です。窓口券売機はすべてオイスターカード(日本のSuicaみたいなもの)のチャージ(Topup)ができるようになっています。実家から1枚借りていったのでもう1枚購入。£5のデポジットに、£20トップアップします。ここらあたりからもうクレジットカードで支払うようになっていて、現金(お札)が使える機械は限られています。購入のほうはカードを使い、トップアップはお札が使える機械で£20札を使いました。カード利用のほうは、カードを差し込み、暗証番号を入力すると購入できます。購入やトップアップの方法はいろいろなサイトを参考にしました。「オイスターカード」で検索するといろいろ出てきます。何事もそうなんですがGoogleの検索ツールでなるべく新しい情報(1年以内とか)を検索するようにしています。

blog.traveloco.jp

実はこのオイスターカードのシステム、というより地下鉄の料金のシステムをよく調べていかなくて、日本のSuicaと同じような感覚でいて、Zone1の中であれば一定料金で乗り降り自由ということをわかっていなかったため、チャージしすぎてしまって払い戻しが受けられませんでした…(最終日のところで詳しく)ただ、残高が足りないと£20の罰金を取られてしまうということなのでそれを考えれば結果オーライなんですが。

f:id:maryandothe5th:20170412090410j:plain ラッセルスクエア駅のホーム

 

Green Parkで乗り換えてVictoria駅に向かいます。日本のようなギュウギュウのラッシュではないですが、そこそこ混んでいますね。ピカデリーラインは昔のままの車両でしたが、ビクトリアラインは駅のホームなどは変わらないものの。車両は大きくて綺麗になっていました。

そして今回とても驚いたのが、録音ではあるけれど地下鉄の車内アナウンスがあったこと。「この電車はヒースロー第4ターミナル行き。次はグリーン・パーク、ビクトリアラインとジュビリーラインにお乗り換えです」みたいな。昔は勝手に乗って勝手にやってくれ、みたいな感じだったと記憶してたんですが、ずいぶん変わりました。

で、ビクトリア駅で降りたのはいいんですが、まずここで間違えた。ちゃんと表示を見ていれば国鉄のビクトリア駅に直結で行けたはずなのに、Way Outの表示だけを見て出てしまったために、全然別の出口に出ちゃった。見回しても国鉄の駅らしきものはありません。道を尋ねようにもラッシュ時でみんな足早に歩いていて声をかけるのは憚られる…

 Google Mapを頼りにうろうろします。いまやどうやって見つけたのか覚えてすらいません(;^ω^)が、鉄道の駅が見えました。ところが、見えているのにたどり着けない。道路を横断できないんです。信号とか横断歩道がストレートに繋がっていない。なんとか駅に入って、集合場所を確認します。すぐ近くに地下鉄の連絡口がありました。明日は必ずこっちに来るぞ。

ですがこの日はまだまだこれが始まりでした。書いてて削られてきた…(´・ω・`)

字数も多くなってしまったので、続きます。

 

ホテル編(Royal National)

宿泊したホテルは、Russel Square近くのRoyal Nationalです。

安いツアーを検討していた時は、少し追加料金を払っても少しいいホテルに泊まりたいなーと思っていたのですが、旅行会社に教えてもらった後、色々なレビューをチェックしまくったところ、「ここでもいいかも?」と思えてきました。観光スポットへのアクセスがいい、地下鉄の駅に近い、値段にしてはまあまあ、とのこと。

外観は写真撮り忘れたのでオフィシャルホームページから

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中庭があって車はここまで入ってくれる。送迎ドライバーのおじさんが「チェックインはあっちだよ」と教えてくれたのは南館、部屋は北館でした。

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1600室もあってヨーロッパ各国からの修学旅行生が多いらしい。チェックインも団体さんとかちあってしまうと時間がかかるということでしたが幸い到着時には私たちの前に1組しかおらず、すぐに済みました。朝食場所の説明と部屋の場所の地図(!)をもらい、最終日は飛行機が早いから朝早くチェックアウトしたいんだけど大丈夫?と確認して部屋に向かいます。高級ホテルではないのでポーターさんが荷物を持って部屋まで案内してくれるなんてことはありません(;´∀`)が、かえって気がラクです。日本人グループもちらほら見かけます。

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フロント。外観はキタナイ(;^ω^)けど中は明るくて綺麗でした。

部屋です。これは実際に私たちが泊まった部屋。中庭に面しています。

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部屋はやや狭いです(私たちは中サイズのスーツケースをレンタルしていったので大丈夫でしたが、大サイズのスーツケースだと二つを同時に広げるのはキツいかもしれません。)が、綺麗です。上の写真、鏡の左側についているのがドライヤーです。ドライヤーは備え付けの部屋とそうでない部屋があるみたい。お湯を沸かせるポットとコーヒー・紅茶のセットがついています。粉末のコーヒー用クリームのほかに、紅茶用として液体のSemi-Skimmed Milkというのがついていました。さすが。ミルクティーにはやっぱり牛乳だよねえ。

良かったのは

・照明が明るい

だいたいヨーロッパのホテルは間接照明で部屋が暗いのですが、このホテルは照明が割と明るかったです。入口、↑の写真の鏡のところ、各ベッドの枕元ですがそれぞれが明るくて目が悪いBBAにはすごくラクでした。

・部屋でWi-fiが使える!

これは助かりましたねえ…夜、部屋で調べものをしたりするのに、レンタルWi-fiのほうを使わなくていいというのは良かったです。使い方ですが、設定でWi-fiを開くとRoyal Nationalというのが出てくるので、residentという項目を選び、部屋番号・苗字・メールアドレスを入力するとチェックアウト時まで利用できます。他のホテルでも使えるのかもしれませんが、とにかくこれは良かったです。

・敷地内にパブ・レストラン

旅行で何がめんどくさいかって、「食べる」のがめんどくさいんですよね。美味しいものを食べたいとか、ここにどうしても行ってみたいとか「食」にポイントを置いている場合は別かもしれないけど…添乗員さん付きのおまかせツアーだと、食べるのを心配しなくていいというのが一番の魅力だったりしますが。レストランを探して行って、さらにまたホテルに帰ってくるのが大変、ということで、「ホテル内のレストラン」ということでもなく普通のパブ(とはいえ観光客多し、お気楽)があるのは有り難かったです。ビール飲みたかったし、ちょっとアルコール入ってもすぐ部屋に帰れるしね。

イマイチだったところ

・アメニティなし(石鹸だけ)冷蔵庫なし

まあこの辺りはレビューでわかっていたので、シャンプーリンス、歯ブラシなど持参することで問題はありませんでした。冷蔵庫がないのもわかっていたので、百均で買った保冷バッグも持参しました。これは最後の夜、スーパーで買ったフルーツサラダを保冷しておくのに役に立ちました。あと、バスタオルはありますが朝顔を洗う時に使うようなフェイスタオルはありません。バスタオルもごわごわだったりするので、神経質なひとは持って行ったほうがいいかも。あと、使いかけでいいから箱ティッシュを持っていくと良かったかなーとも思いました。

・バスルームが洪水:(;゙゚'ω゚'):

これもレビューにあったのですが、シャワーが固定式しかもかなり高い位置にあるので、水勢があるのはいいんだけれどバスルームの床がびしょびしょになります。水はけはいいみたいですぐに乾きますが、バスルームに換気扇もないので一人入ったあとは鏡は曇ってるし結構大変。バスタブのレバーは上に押すとシャワー、下に押すとカランに水が出ますが、すぐ上に上がってしまうのでお湯を溜めたい時は手で押さえてないといけませんでした。

あと、テレビのリモコンがききにくい(電池が弱ってたみたいだけど変えてもらうのも面倒なので時々入れ替えたら効くようになった)とか、壁が薄いとかいろいろありましたが一室一泊1万2千円でコンチネンタルブレックファストもつき、更に旅行社特典で航空券と同時予約だったので10%引きだったのでコスパの面では十分だったと思います。

暖房は窓際のパネルヒーターのレバーを水平にすると温水がパネルに回って暖かくなります。冷房施設はないようだったので、夏場は暑かったりすると辛いかもしれません。

朝食なしのプランを選んだつもりだったのですが、チェックイン時にMeal Planでコンチネンタルとなっていました。朝食ありのプランだとEnglish Breakfastになっていたのかもしれませんね。実際には4泊のうち早く出なければならない日が2日あったので、2日しか利用しませんでした。パンと飲み物(コーヒー・紅茶・ジュース類)、シリアルとフルーツぐらいですが、この旅行中はあまり食欲がなかったので十分でした。フルーツはStewed Fruitsということで缶詰のみかんの味がしました(;´∀`)。朝食会場も広くて綺麗でしたし、レビューで見たように並ぶということもありませんでした。(夏場とかの混む時期でなかったせいかもしれません)

今回泊まった部屋は北館で新しい方だったようですし、エレベーターからも近く良かったです。

ホテルの周辺についてはもう少し調べておけばよかったなあと思います。Waitrose(ちょっと高級めのスーパー)があったり、ホテル前のバス停からウェストミンスター方面に行くバスが出てたりしたようなので。次に行く時にこのホテルにするかな?というとちょっと微妙かな?ロケーションがいいのは魅力ですが、もう少しお金を貯めてもうちょっといいホテルにするかもしれません

今回、本当は数年前に実家の母がロンドンに行った時に利用したパークプラザウェストミンスターブリッジロンドン(事件があったウェストミンスターブリッジに近いんですが)を考えていたので、この次はそっちにしようかな…

ロンドン1日目

ロンドンにたどり着くまで記事6つも書いて1週間もかかってしまった(;´・ω・)だんだん記憶も薄れていくので一生懸命思い出しながら書いてますが、そういえば荷物をピックアップしたあとヒースローの税関のところで(もちろんNothing to declaireのほうを通ってたんだけど)職員の人に「どこから乗ったの?」と呼び止められました。「成田だけど?」と言ったらそのまま「OK、いいよ」と解放されましたが…なんだったんだろう?セサミストリートのエルモの札をつけていたので、アメリカから来たと思われたのかな?

税関を通り抜けるといよいよ到着ロビー。現地のドライバーさんが迎えに来てくれているはずです。ここまで、飛行機を降りてからたぶん30分もかかってません。名前を書いた札を持っているのかなーと思っていましたが、該当の名前はなくて、代わりにH.I.Sの看板を持ったおじさんがいたのでバウチャーを見せて聞いてみる。確かにそのおじさんでした。「待った?」と聞いたら「いや、ほんの20分ぐらい。早い方だよ」と言ってました。飛行機が早く着くこともあるので、早めに来てるんでしょうね。

駐車場に案内され、車に乗り込みます。「セダン」ということでしたが大きいワンボックスカーです。座席も広くて快適。夕方6時ちょっと前でまだ明るかったですがやっぱり雨が降っていて、ちょっとテンションが下がります(´・ω・`)

車はヒースローから市内に向けて走ります。町並みはあんまり綺麗じゃないですね(;´∀`)それでも海外が初めての次女は「すごい…ドラマや映画で見た風景が本当にある!」と感慨深げ。市内に向かうほうはそうでもないけど、空港方面の道はえらく混んでるようです。

 ハマースミスを通り抜け、昔ハマースミスオデオンにQueenを見に来たんだよ、という話を娘にしたり、ドライバーのおじさんと「ロンドンは初めて?」「いや25年ぶり。ずいぶん変わりましたね」みたいな雑談をしつつ1時間弱。おじさん、ヨーロッパ系の人だけど英語はイギリス人の英語とはちょっと違う感じ。東欧やポーランドから出稼ぎや移民の人が多いとニュースで見たことがあるので、そっち方面の人かもしれませんね。ホテルについた時にはそろそろあたりは暗くなっていました。(ホテルについては別記事で詳しく…)

チェックインを済ませ、部屋に荷物を運び入れてもまだ7時。ですがお腹は全然空いていません。近隣に24時間営業のスーパー(Tesco Express)があることはチェック済みだったので私だけ探検がてら飲み物ぐらい買いに行くことにします。

…これが何回もやらかした「目的地と反対方向に歩く」の最初でした。Wi-fiを持ち、Google Mapも起動していったのに…地図は頭の中に入れてあったはず(さすがにうっすら暗くなってる中を立ち止まって地図を見るというのは憚られた)ところが歩いても歩いても目印になる公園やRussel Squareの地下鉄の駅が見つかりません。しまいには大きい通りにぶちあたり、渡ったところがなぜかEuston駅です。そもそもが最初に反対方向に歩いてきてしまったというわけでした。

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レストランやカフェは結構あるものの、日用品が買えるようなお店はなく、ホテルを超えて反対方向まで戻る元気がなくて(娘も心配してるかもしれないし)暗いからわからないんだ、明日明るい時に探検しようと思いなおしてホテルに戻ります。反対側から戻ろうとしたらなんとホテルのすぐ隣にコンビニらしきものが。無事に買い物を終えてホテルに戻りましたが、こんどはホテルで部屋にたどり着くまで迷うというおまけつき。これがすべての始まりだったとは…(´・ω・`)

使う分は日本から持って行ってはあったし、「髪がゴワゴワになる!」と悪評のイギリスのシャンプーとリンスですがその時興味本位で買ってみました。別に悪くはなかったですよ。

 

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飛行機編(アムステルダムでの乗り継ぎ~ロンドン着)

飛行機はほぼ定刻(ちょっと早かったかも)にアムステルダムに到着しました。

着陸前のアナウンスで、「乗り継ぎ時間に余裕のないお客様は優先レーンをお進みください」と言っています。うーん、やっぱりそういうことがあるんだよなあ…

エコノミーでも前のほうの席だから、早く降りられるよね、と思って待機していたらビジネスクラスのお客さんが降り終わったところでCAさんが「こちらどうぞ~」とビジネスクラスのお客さん用の出口を案内してくれたので思ってたよりもずっと早く出ることができました。

Transferと書いてあるほうに進み、モニターで乗り換え便のゲート番号を調べます。

「覚えた?」「覚えた!」ということでさらに進むと、セキュリティチェックが。

みんな考えることは同じと見えて優先レーンのほうが混んでいるくらいだったので、一般の列のほうに並びます。まあ出発まで1時間はあるしね、大丈夫でしょう。

ここでは再度液体の持ち込みは制限されるので、機内でもらったペットボトルの水は捨てなきゃいけません。上着やコートを脱ぐのはもちろん、くるぶしまでのブーツを履いていた私は靴を脱ぐように言われ(スニーカーだった娘はそのままでOKだった)スキャニングするブースに入って両手を上げてスキャンされます。逆にこれだけセキュリティが厳しいとちょっと安心感がありますね…

セキュリティを無事通過すると、エスカレーターがあってそのまま人の流れに沿って降りていくともう出発ロビーのようなところ。お店やカフェが立ち並んでいます。(写真撮ればよかったと思うけど、そんな気持ちの余裕がなかったと見える(;´∀`)

ちょっとお店も見たいけど、先に搭乗ゲートを確認しておこうとゲート番号の表示を探して進みます。かなり遠いですが、これが他の空港だと乗り継ぎにバスに乗ってターミナル間を移動しなきゃいけないということがあるそうなのでスキポールは乗り継ぎしやすい空港No.1なのだそうです。

ゲートと搭乗開始時刻を確認してから免税店やカフェを覗くくらいの余裕もありました。さすがオランダ、ミッフィーオランダ語ではナインチェというらしい)のお人形やデルフト焼をモチーフにしたお土産品が並んでいます。天気が良くて暑く、やたらに喉がかわいていた私は炭酸水を買いました。(これも写真撮らなかった…)ユーロは数年前に長女がフランスに行った時の残りが少しあったのでそれを使いましたが、ペットボトル1本でもクレジットカードが使えるので本来は両替も要りません。

これがシェゲン協定とやらの加盟国への乗り継ぎだと、スキポールでこれから向かう国の入国審査を受けなければならないのでまたちょっと時間がかかるようです。イギリスは対象外なので乗り継ぎに関してはあまり心配しなくていい、ということがわかり、次からはちょっと安心して行けるかも(だから次があるのかってw)

アムステルダムからロンドンまでは55分のフライト。東京~札幌ぐらいの感じですかね。その間に軽食(ラップサンド)が出ました。英国へのランディングカード(入国審査用のカード)が配られるので全部記入しておきます。パスポート番号などは手元に持っているのですぐに記入できますが、英国での滞在先住所などは郵便番号含め省略せずに記入しなければならないのでホテルの住所は手元に控えておくといいし、職業の英訳も調べておいたほうがいいですね。書き方は↓ここに詳しいです。

www.london-ryugaku.com

ロンドンにはあっという間に着きました。オランダはあんなに晴れてたのにロンドンは雲が厚く、雨も少し降っているようです。悪名高いイギリスの入国審査は、EU以外のパスポート保持者ということでかなり歩かされましたがEU内からの到着便なのでむしろ空いており、さほど待つこともなければそんなに意地の悪い質問をされることもなく。ひとりずつと聞いていましたが娘と一緒に審査を受けることもできました。職業欄に「teacher」と書いたので「何を教えてるの?」と聞かれたくらいかな。めっちゃジロジロ見られましたけど、問題なくパスすることができました。荷物のピックアップもすぐに出てきたんですが、これってひょっとして直行便だと入国審査も長蛇の列で荷物のピックアップにも時間がかかったんですかねえ。こうしてみると直行便とアムステルダムでの乗継便、トータルすると時間的にはそんなに変わらないのかもしれません。これからイギリスが本格的にEU離脱するとそのあとはどうなるのでしょうかね…

 

飛行機編(アムステルダムまで)

成田までの足は京成スカイライナーを予定。朝起きたら一番に交通情報をチェックして通常運行していることを確認しました(ここでも小心者w)。幸い出発当日は日曜日なため、さほど電車も混んでおらず。レンタルWi-Fiの受け取りと、外貨両替(事前に£200しかしていなかったので追加で)をしたかったので3時間前には空港に着くように。

KLMのカウンターは第一ターミナルの北ウィングです。ここ何年かで第二ターミナルには見送り・お迎えで行っていたのですが、第一ターミナルはそれこそ25年ぶり。やっぱり第二ターミナルに比べると古いし、ちょっと暗い感じがするかなあ(´・ω・`)

KLMのカウンター(空いてた)でパスポートと印刷したe-搭乗券を見せて荷物を預け、成田からロンドンまでの分の搭乗券を受け取ります。荷物は預けたらそのままロンドンまで。アムステルダムで受け取ったり預けなおしする必要はないとのこと。そうだよね乗り継ぎ時間1時間10分しかないんだし…。搭乗券は1枚で乗継便の分まで記載されておりこれで事足りるようになってますが、乗継便の搭乗開始時刻が16:12になっていて(出発は16:40)なんだろうこの2分?w

カウンターで手続きをしてくれたクルーの方は、男性も女性も日本の方ではないようでしたが、日本語は完璧というか声だけ聞いてたら日本人でした。顔見てびっくりした。

さて、荷物を預けて身軽になったので予約したレンタルWi-fiを受け取りに行きます。結構並んでますが15分ぐらいで受け取ることができました。充電は5時間ぐらいしかもたないし、動画とか見てしまうとすぐに上限来ちゃうから気を付けてくださいねとのこと。初めてなので、設定まで全部説明してもらいました。充電器に変換プラグもついてきたのでこれも重宝することになります。そして外貨両替も並んでました。旅行中急激に円高が進んだので、ほんとに空港での両替は必要なかったように思います。

あとは電気屋さんに寄って、iPhoneを充電する時にUSBケーブルに挿して使う四角いアダプタを購入(二人でひとつしか持っていなかったので予備に。)

意外とあちこち並んでるのでもうさっさと出国してしまおうと早々にセキュリティチェックと出国手続きを済ませます。液体の持ち込みは1点100ml以下に制限されているので、セキュリティチェック後にペットボトルのお茶を購入しました。免税店でハンドクリームとか買おうかな、と見てたんですけどアムステルダムのセキュリティでひっかかる可能性もあったかもしれませんね…

時間が来ていよいよ搭乗です。前の記事に書いたとおり、プリファードシートにしたのでエコノミーでも比較的前のほう。飛行機&海外旅行初心者の娘が窓側の席に座りたがったので、機内持ち込み荷物(首用まくらとか、防寒用のパーカーとか入ってる)は必要な時にすぐに出せるように物入れには入れず座席の下に。座席にはまくらとブランケットが置いてあり、目の高さに一人一台モニターがあって映画やドラマ、音楽とか飛行情報を楽しむことができます。イヤホンはあとから配られてましたが、自前のを持っている人は最初から差し込んで聞いていました。

アムステルダムまでは約11時間半のフライトです。途中2回の機内食とおやつにアイスクリームが出ました。

機内食 Western Style

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右下の紙箱は、写真だとよくわかりませんがデルフト焼風の模様が浮き彫りになっていて、中にチーズとクラッカー、ドレッシングやバターが入ってます。

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飲み物のカップもデルフト焼風。可愛い。

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直行便のブリティッシュ・エアを諦めた時点で(JALANAはもっと高いし)「いや、まあ機内食はきっとKLMのほうが美味しいんじゃないかな」と自分を慰めていたのですが(なにせ去年BAでイギリスに行った末っ子が「お察しください…(´・ω・`)」と言っていたのでw)確かに美味しかったです。

CAさんたちは(海外の航空会社にしては)にこやかで感じが良かったし、わりとしょっちゅう飲み物のサービスに回ってきてくれるし、たまたまかもしれないけどあまり揺れることもなく。

ただ、席がやたらに寒かったなあ。3月中旬ですがダウンを着ていったのですが、パーカーを着て毛布をかけてダウンを布団がわりにしてちょうどよかった。どうも私たちの席のところだけが寒かったみたいです。(CAさんが「ここ寒くない?歩いてるとここで急に寒くなる、どうにかなるか確認してみるわね」と言ってくれてましたが最後まで寒いまま…)追加料金払って変えた席だったのにな(´・ω・`)

機内エンターテイメントは充実してました。新しめの映画や音楽もたくさん。日本語字幕の映画はないけど吹き替えがあるので問題なし。逆に日本映画に英語字幕がついてるのが面白い。ただ、La La Landがまだ日本語吹き替え版がなくて、英語に英語字幕で見たんですけど苦行でしたね 半分ぐらいしかわからなかったなあ。帰りにもう一度見たらわかるかしら。あとは見そびれていた「ファンタスティックビースト」と「君の名は」と、3本も見ちゃいましたね。そのほかの時間は今どこを飛んでるか、とかコックピットや左右の窓からの景色をCGで見せてくれるフライト情報をずっと眺めてました。

…そう、昼間のフライトだったせいもあるかもしれないけど、ほとんど寝れなかったんです。緊張してたんだと思います。なんというチキン…

2度目の機内食です。座って何もしてないのになぜかお腹が空く不思議。

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※この記事を書いている途中で、ロンドンでのテロのニュースが飛び込んできました。私たちも観光したあたりだったので本当にショックです。亡くなられた方、被害にあわれた方に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

飛行機編(チェックイン)

KLMは出発の30時間前からWebチェックインができるとのこと。11:25出発なのでWebチェックイン開始は前日の05:25ですね。早起きしてパソコンに向かいました。予約番号(これもどの番号を入力すればいいのか、旅行会社に確認済みw)と便名を入力してログインすると、「座席をアップグレードできますよ」という案内が出てきます。アップグレードを選択せずに進んでチェックイン完了。アムステルダムへの便とアムステルダムからロンドンの便、予約番号で同時にチェックインができます。ここで両便とも座席がわかります。エコノミークラスのかなり後ろのほうでした。

乗り継ぎについては心配はしていたものの、KLMは定時運行ではNo.1だというし、KLMのサイトをよくよく見ると、「間に合わなかった場合は自動的に空席のある次の便に振り替えられて手荷物のタグも変更されます」とあるのでちょっと安心。とはいえ、少しでも早く飛行機を降りられたほうがいいのでは…出入り口に近い前のほうの席がいいよね。

まだこの時点では座席を変更することができます。追加料金を支払えばビジネスクラス、エコノミークラスでも前の座席とのピッチが広いエコノミーコンフォート、座席のコンディションはエコノミークラスとまったく同等だけれど、前のほうの席のプリファードシートを選べます。とりあえず早く降りたいのでプリファードシートを購入しました。ひとり3,620円。エコノミーコンフォートは7,800円とかそのくらいだったかな?そしてビジネスクラスが45,000円ぐらいでした。

…ちょっと待って。これ、かなりお得じゃね?だって普通にビジネスクラス予約すると往復で40数万かかるよ?もちろん、直前になってビジネスクラスに空席がある場合、航空会社的には安くしても売っちゃった方がいいに決まってるのでこういう料金設定なんだろうけど。

私は今までの人生で一度だけビジネスクラスに乗ったことがあります。なんとその時は無料アップグレード。かれこれ30年近く前ですが。まだヨーロッパ方面に行くのにアンカレッジ経由という便があった時代、ソウル→成田→アンカレッジ→ロンドンという経路で、エコノミークラスがソウルからの団体のお客様でいっぱいだったらしくビジネスクラスにしてもらうことができました。座席は広いし、トイレは混んでないし、そりゃもうラクでしたよ。その時同行した妹は当日体調が悪かったんですが、飛行機の中でぐっすり眠れたおかげで現地についた時にはすっかり元気になってたくらい。

まあいくらお買い得とはいえ、今回はせっかく安いプランを立てたのでアップグレードは乗り継ぎの保険としてのプリファードシートまで。でも直行便で+10万払うことを考えたら、乗り継ぎでビジネスクラスのオプションっていう選択もありかもなー。次は(次があるのかw)ちょっと考えよう。(勿論、いつもこういったオプションがあるわけではないようです。たまたま空いてたってことみたい。)

さて、チェックイン済みの搭乗券を印刷し、念のためスマホで受信できるgmailにもe-搭乗券を送信してもらって準備完了です。

 

準備編 (その2 その他いろいろと不安を解消するために)

その他の準備編です。

 

・スーツケースレンタル 

子供たちの海外研修旅行で過去2回レンタルしたことがありますが、今回は往復送料無料というところを探しました。前回利用した業者が、返却時の送料がこちらの負担だったので結果的に高くついたのと、集荷の際に宅配業者にお金を払うのがめんどくさかったので。海外では電気製品のコンセントの差し込み口も違うので、プラグのセットも申し込みました。

www.ilrental.co.jp

 

種類は前に利用したところよりも少ないけれど、旅行出発の3日前に届けてくれるしそれを考えると価格もリーズナブル。が、土日祝は休みなので注意が必要です。

今回、届いたものをチェックしたところ、スーツケースには問題なかったものの、プラグが緩くてコンセントを差し込んでも抜けてしまうので(しかもイギリスで使うものだけ)電話したら翌日すぐに代替品を送ってくれました。たとえばこれが月曜日出発で金曜日にレンタル品が届いた場合、金曜日の夜とか土曜日以降に不具合が見つかっても会社が休みなので出発までに対応してもらえないことになります。届いたらすぐのチェックって大事(´・ω・`)と思わされた出来事でした。

 

海外旅行保険

H.I.Sのサイトのリンクから申し込み。家族プランというのがあったのでそれで。AIUにしました。

 

・レンタルWi-fi

www.globaldata.jp

これもH.I.Sのリンクからだと補償料が半額になるとかでこちらで申し込みました。

 

・その他のオプショナルツアー

ロンドンの市内観光を申し込みたかったのですが、現地で催行されていない曜日だったらしく日本語のツアーは申し込めず。次善の策として、日本語音声ガイドのある乗り降り自由な市内観光バスとロンドンアイの優先搭乗券を英国政府観光庁で購入しました。後述しますが、ロンドンアイはともかくとして、観光バスのほうは大失敗でした。VisitBritainは情報を得るのはいいと思いますが、ツアーの購入はあまりお勧めできません…。

www.visitbritainshop.com

 

・外貨購入

2人分で£400(2017年3月時点のレートで6万円ほど)

思ったよりもずっとカード社会だった&あんまり買い物をしない人たちなのでこんなに要りませんでした。

 

・基本的な観光情報のチェックと留守宅用の資料作成

25年ぶりの人と初めての人なので一応ガイドブック購入。折しも「地球の歩き方」の最新版が出たばかりだったのでそれを買いました。とはいえ私はあまり見なくて、娘に「行きたいところ考えておけ」といって渡す。

そして、ツアーであればお留守宅用の行程表もくれるのだが今回はエア+ホテルだからそんなものはなく、自分でExcelに行程表・各種連絡先・パスポート番号やらお金の引き落とし口座やら果ては何かあった時に連絡してほしいところ(仕事先とか友達とか)まで全部入力して作りましたよ…幸い使わなくて済んだけど(;^ω^)

 

実は今回何よりも不安だったのが「空港で銃乱射とか爆弾とかのテロがあったらどうしよう」もさることながら、「アムステルダムで乗り継ぎ上手くできなかったらどうしよう」が一番だったので(何しろ乗り継ぎ時間が1時間10分しかない)旅行会社や航空会社に「間に合うんですか」「間に合わなかったらどうするんですか」としつこく確認しました。

航空会社は「ヨーロッパ線は40分あれば乗り継ぎできるから!1時間10分あるから余裕だからね♪」だし、旅行会社は「乗り継ぎ遅れたら自力で航空会社と交渉してね。支店はあるけどサポートしてないからね。それと、ヒースローまでのお迎えサービスに間に合わないなら連絡先書いてあるからそこに電話してね。」っていうことだったので…まあもしもの場合の交渉については腹をくくりましたよ。で、オランダからイギリスまでの電話のかけ方も調べたし、自分の携帯が海外でも通話ができるようになっていることも確認しておきました。

 

あとはe-チケットやら各種バウチャー(予約確認書)をすべて印刷。予備も1部印刷して娘にも持たせました。パスポートのコピーと予備の写真を用意し、外務省でやっている「たびレジ」(いざというときに在外公館などから緊急時情報提供を受けられるシステム)にも登録しました。

こうしてみるとすごい心配性ですよねえ。これだけ準備してもまだちょっと心配だったです(;´∀`)